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 ■2012年05月号 内容
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前立腺がん総力特集
1 基礎知識
  前立腺がん丸わかり図解
PSA検診により早期発見も可能になった!!
  監修赤倉功一郎 東京厚生年金病院泌尿器科部長
取材・文「がんサポート」編集部
  50歳以上の男性に多い前立腺がん。この病気の大きな特徴は、早期に発見することができれば、根治可能なたくさんの治療法があることです。しかし、初期の前立腺がんは無症状のため検査で疑いを抱くかどうかが非常に重要になります。
  2 検査・診断
  前立腺がん、どんな検査でどう診断するか?
がんの確定は生検で、その前に重要なのがPSA検査
  監修武藤 智 帝京大学医学部付属病院泌尿器科准教授
取材・文町口 充
  今、最も増加が著しいがんの1つが前立腺がんです。前立腺がんの診断にはどのような検査が必要なのか、また診断後、どのような指標で治療を続けていけばよいのでしょうか。
  3 低侵襲治療
  前立腺がんの低侵襲治療最前線
「PSA監視療法」「腹腔鏡下前立腺全摘術」「小線源療法」にみる真の低侵襲度
  監修杉元幹史 香川大学医学部泌尿器・副腎・腎移植外科准教授
取材がんサポート編集部
  侵襲の少ない治療は体への負担も少なく、いい治療と思いがちです。しかし、必ずしもそうではありません。がんに対してきちんとした効果が得られるかどうかが肝心で、その上に低侵襲であることが重要、というレポートをどうぞ。
  4 ロボット手術
  尿失禁や性機能障害を抑える最新ロボット手術
この春保険適応になり、前立腺全摘術でますますきたいされる手術法
  監修田中一志 神戸大学大学院医学研究科外科系講座腎泌尿器科分野特命准教授
取材・文増山育子
  前立腺全摘徐術といえば、米国ではロボット手術が主流だが、日本ではまだ、高額な手術機器を備える医療施設も少ない。今年4月に保険が適応され、今後は普及が進みそうなこの手術。どういった手術かを紹介しよう。
  5 ホルモン併用IMRT治療
  前立腺がん治療に新たな選択肢 ホルモン療法を併用したIMRT治療とは?
手術と効果は同等。副作用に対する考え方がポイントに
  監修中田 渡 大阪府立成人病センター泌尿器科診療主任
取材・文増山育子
  前立腺がんの治療にまた新たな選択肢が増えそうだ。それが、ホルモン療法と放射線治療の1つであるIMRTを用いた治療法だ。では一体、どういった治療法なのだろう。
  6 ホルモンがきかない前立腺がん
  新薬の登場も!ホルモン療法が効かなくなった前立腺がんの最新治療
できるだけQOLを落とさず長期の治療を
  監修島居 徹 筑波大学医学医療系教授・茨城県地域臨床教育センター長
取材・文柄川昭彦
  ホルモン療法が効かなくなった前立腺がんは、以前は治療が難しかったが、近年、抗がん剤を使った化学療法が行われている。また、新規薬剤の開発も進んでいるそうだ。
  7 骨転移治療
  骨転移を遅らせる治療にはがんの進行を抑える効果も!
前立腺がんに多い骨転移。新薬登場にも期待
  監修桶川隆嗣 杏林大学付属病院泌尿器科准教授
取材・文半沢裕子
  骨転移を起こしやすい前立腺がん。治療法の1つとして、骨の痛みや骨折などといった骨関連事象を管理することが、がんの働きを抑えるために有効だという。ここでは、前立腺がんの骨転移治療の最新トピックを紹介しよう。
 
祢津加奈子の新・先端医療の現場 15
下肢のリンパ浮腫を防げ!リンパ管温存するリンパ節切除術
監修北 正人 神戸市立医療センター中央市民病院産婦人科部長
卵巣がんや子宮がんなど婦人科がんは、リンパ節の郭清によって下肢のリンパ浮腫が起こりやすい。こうした患者さんの苦しみを少しでも軽減しようと、神戸市立医療センター中央市民病院産婦人科部長の北正人さんは、リンパ管を温存してリンパ節だけを取る方法を実施している。
新連載 シリーズ・がんの痛みはがまんしない
緩和ケア説明用ビデオや患者さんが記入する「痛み伝達シート」を活用する
外来治療を受ける患者さんへの早期からの緩和ケア
監修今村博司 市立堺病院外科主任部長
取材・文柄川昭彦
がん治療の早期からの緩和ケアが理想とされるが、外来の患者さんに対して十分にいきわたっている状況ではない。 がんと診断された患者さんが治療の一環として緩和ケアの重要性を理解して、痛みに苦しむことのない状況が実現されている、患者さんへの「説明用ビデオ」や「痛み伝達シート」を活用したある病院の工夫について紹介する。
最新がんトピックス 海外編・国内編
 
患者のためのがんの薬事典81
カイトリル(一般名グラニセトロン塩酸塩)
放射線治療による悪心・嘔吐にも使える制吐薬
取材・文柄川昭彦
カイトリルは発売からすでに20年の歴史をもつ制吐薬で、これまでは主に抗がん剤治療に伴う悪心・嘔吐を抑える薬として活躍してきました。そこへ、昨年12月、この薬の新たな適応として、放射線照射に伴う悪心・嘔吐が加わったのです。これまで適当な制吐薬がなかったこの分野に光が当たり、放射線治療を受ける患者さんのQOL向上が期待されています。
島村義樹の知らナイト!臨床試験⑦
承認までの最終ステップ 第3相試験って何するの?
 
この国の医療をよくするために 連載59
田島知郎 東海大学医学部名誉教授
国中に広がった現行の医業の仕組みへの金縛り⑬
 
がん相談
乳がん回答者・猿丸修平 ブレストクリニック築地院長
皮膚がん回答者・並川健二郎 国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科医師
頭頸部がん回答者・林 隆一 国立がん研究センター東病院頭頸部腫瘍科形成外科科長
 
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
ゲスト日隅一雄さん 弁護士
最後まであきらめず、がんと向き合っていこう
胆嚢がんで「余命半年」と告知されながら原発事故の検証作業に取り組む弁護士の壮絶な生きざま
福島第一原発事故後、毎日開かれていた東京電力本社内の記者会見場に、厳しい質問を浴びせる人がいて、注目を浴びた。弁護士の日隅一雄さんである。日隅さんはまったくフリーな立場から政府・東電の事故対応を追及している。昨年5月に胆嚢がんが見つかり、「余命半年」を宣告された日隅さんを都内の病院に訪ね、鎌田實さんがその痛切な思いを聞いた。
 
私の生きる道 森 喜朗さん・元内閣総理大臣
総理就任直後にわかったがん。だからこそ、どうすべきか迷いました。
前立腺がんを克服した元首相、森喜朗さん
取材・文吉田健城
がんは1番望ましくないタイミングで見つかった。森喜朗さんは、内閣総理大臣就任直後に前立腺がんであることがわかったのだ。国家の政治指導者である首相のがんは、政局を左右する重大事項である。国の行く末と自らの病──。森元首相が当時の葛藤する心の内を吐露した。
シリーズ がんになった著名人 最期の生き方、最期の死に方15
青島幸男さん (作家、タレント、政治家)享年74
いくつもの才能を開花させて、風のように去って行った
突き進んで生きるその源にユーモアと独自の哲学があった
取材・文常蔭純一
放送作家、タレント、作詞家、俳優、映画監督、小説家、政治家……。そのたった1つの人生の中に、いくつもの花を咲かせた超マルチ人間・青島幸男さん。青島さんは、その人生をどのように駆けぬけていったのか──。
シリーズがんと生きる85 赤木家康さん(整形外科医)
がんとの闘いに挫けそうなときは私を思い出してほしい
8回手術を受け、2度声を失いながら、がんと闘い抜く現役医師
取材・文吉田燿子
東京・八王子にある永生病院。ここに、「金髪先生」として親しまれる整形外科医がいる。赤木家康さん、54歳。咽頭がん、舌がん、食道がんの再発など、8度もがんと闘いながら、診療やバンド活動を続ける、異色のドクターだ。
 
今月のセミナー
より美しく、よりQOLの高い治療を目指す骨肉腫治療
希少がんの骨肉腫。されど治療は格段に進歩
取材・文「がんサポート」編集部
希少がんの1つである骨肉腫に関する講演。「"Meet the Expert がん専門医に訊く"もっと知ってほしい『骨軟部腫瘍』のこと2012」が、3月17日、UDXオープンカレッジとNPO法人キャンサーネットジャパン共催の下、秋葉原UDXで開催された。国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科外来医長の井川章さんが骨肉腫治療の今を、講演された。
がんブログの達人 その人気のヒミツを探る
達人ナンバー②ayayaさん
仕事も育児もトリプルネガティブ乳がんも。すべては笑顔の毎日のなかに
人気がんサイト② 「がん治療費.com」
 
連載50 紅珊瑚のブレスレット〜がんになって、考えたこと〜
洞口依子
 
野崎洋光の旬を味わう免疫アップレシピ
今月の旬 じゃがいも アスパラガス そら豆
 
新連載 Medical Professional's Mind こんな医師にかかりたい
File 1鈴木研也さん 昭和大学医学部乳腺外科助教
がんに携わる医療者にそのバックグラウンドと「患者に向き合うときに大切にしていること」を聞く新コーナーです
シリーズ61 届け!がん患者たちの声
もっと知って!オストメイトだって問題なく仕事ができることを
働き盛り世代のオストメイトたちに情報をつなぐ、患者会グループからの発信
取材・文増山育子
日本で約18万人いるオストメイト。高齢者が多いため、介護の問題がクローズアップされがちだが、20〜40代の若年者では仕事、恋愛・結婚、出産などが問題になる。若年者のオストメイトは人数が少なく、悩みを相談する相手をもたない人も多い。とくに若いオストメイトが直面する就労については、問題解決の手がかりとなる多くの正しい情報が必要とされている。
連載4 「家に帰りたい」人に看護を
子どもと一緒に最後の時を過ごす
取材・文吉田燿子
残された時間を、最愛のわが子と一緒に過ごしたい──子どもを持つ患者さんなら誰もがそう願うもの。だが、年端もいかない子どもに看取りをさせることには不安も付きまとう。しかし、在宅看護のプロフェッショナルが介入すれば、子どもをケアしながら看取りに参加させることは十分に可能である。
 
連載5 FP黒田尚子のがん節約術
会社員なら、病気やケガで仕事を休んだときの所得補償として「傷病手当金」を申請しましょう
 
連載17  腫瘍内科医のひとり言
在宅なら患者さんは全て幸せなのか?
佐々木常雄 がん・感染症センター都立駒込病院院長
 
わたしの町の実力病院・クリニック31
島村トータル・ケア・クリニック
最期まで治療をしてくれるクリニック
病気だけではなく、体全体をケア
取材・文がんサポート編集部
病気だけではなく、心の問題も含めてトータルにケアしていくことが必要──そう語るのは、千葉県松戸市にある島村トータル・ケア・クリニック院長の島村善行さんだ。島村さんのクリニックでは、たとえ病状が進行していても、最期まであきらめない治療が施されている。
連載 Book Review いい本に出会う
がんとの共生── 現代医学への感謝
田中正明(エッセイスト)
 
連載22 美容ジャーナリスト山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」
がんと不眠
前向きな闘病の裏側に深く関わる睡眠
皆さん、毎日ぐっすり眠れていますか?自分や家族が、がんとわかってから、眠れない日が続いている、という人もたくさんいるでしょう。でも、来る日も来る日も眠れないならうつを疑い、適切な治療をしたほうがいいかもしれません。ぐっすり眠り、前向きに暮らすために睡眠はなによりも強い自浄作用なのです。
患者を支えるということ14  音楽療法士
がん患者さんの心と体を癒やす音楽療法
心身の調子に合わせた選曲が大事
監修長島律子 千葉県がんセンター心と体総合支援センター音楽療法士
取材・文祢津加奈子 医療ジャーナリスト
陽気な歌を口ずさむと、気分が明るくなったり、軽くなる。懐かしい歌は当時の自分や環境をありありと思い出させる。こうした音楽の効用を、患者のケアにいかそうと始まったのが音楽療法。千葉県がんセンターでは、「心と体にやさしいがん医療」を基本理念として揚げており、その一環として音楽療法を取り入れて患者の心身のリラクゼーション効果を図っている。
連載31 肝っ玉弁護士 がんのトラブル解決します
がん治療のために通院中だが、上司のパワハラで苦しんでいる
 
新・リテラシー講座19
医療に求められるコミュニケーション(9)
「冷静の青か、情熱の赤か」
西根英一 メディカルプロデューサー
 
森川那智子のゆるるんヨガで "ほっ"54
がんになって気づかされたこと
 
患者レポート
Peer runners RiRe Dloph(ピア ランナーズ リリ・ドロップ)
代表 菱山佳代子
走ることで患者同士の絆を!
がん患者を中心としたランニングクラブ誕生
自分たちが走れることの喜びを実感し、同時に支えてくれる人々への感謝の思いを胸に走るランニングクラブ「Peer runners RiRe Dloph」。がんという病気を通し育まれた家族や友人、医療者との"なかま"という絆とともに 、夢や希望、いのちをつないで走っていくという。
患者会活動レポート
日本骨髄腫患者の会
副代表 上甲恭子
患者さんを勇気づけ、骨髄腫が治る病気になる日を目指して
「自分はひとりではない」という創設者の理念が深く息づいた患者会
 
コラム&連載
フォト・エッセイ 至福の時間/命を食べる 季節を味わう/編集部の本棚/イベントへの誘い/読者の交差点/バックナンバーのご案内/定期購読のご案内・編集後記/読者アンケートのお願い
 
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